■2016年10月1日(土) 晴   第972回例会
京都北山 
小野郷から半国高山

(四季の山を訪ねて
50

 河内You tube

集合:JR京都駅8:30(バス)小野郷9:37―岩戸落葉神社9:4510:00登山口―岩谷川―岩谷峠―半国高山670.0m12:1012:50―供御飯峠(くぐいとうげ)―小野郷口バス停14:20(解散)

【岩戸落葉神社前で点呼体操の後、登山口のゲートを越えて岩戸川沿いの林道を行く。登山道に入ると少し荒れており、倒木をまたぎ、谷川の渡渉を約
15分ほど繰り返した後、いよいよ登りに入る。九十九折れの登り、岩戸峠に到着し休憩。その昔この峠を真弓から小野郷へ小学生が通った通学路であったとのこと、昔に思いをはせる。頂上までさらに20分登り昼食。その後、供御飯峠を経由して小野郷口バス停に到着。茶店により草餅を調達し、みんなで楽しく食して解散とした。中世から近世まで小野郷は禁裏領(仙洞御所領)であった。禁裏警固役、朝役(元旦神々御先祖にお参り祓いの天皇のお手伝い役)、菖蒲役(菖蒲、ヨモギには生命の原動力、命を蘇らす霊気があると考えられた)を担い供御人と言った。菖蒲役は54日には供御飯野坂(峠)で祓いの神事を厳修し勤まるよう神事を行った。また55日には宮中行事があり、邪気を払い延命を願った。そのような、かつての北山十村小野郷から半国高山、供御飯峠の山行であった】

(L)鈴木恒男
 (SL)中西 毅、市川久雄

(参加者)
  (計21名)