№2734

2月27日(火)~28日(水)

 

北八ヶ岳

北横岳と縞枯・茶臼山        弘子写真集1日目 2日目 日高YouTube1日目 2日目 みんなの写真集

行程:
2/27・曇り時々雪】山科駅7:20(バス)八ヶ岳ロープウェイ山麓駅12:5013:25(ロープウェイ)ロープウェイ山頂駅
   13:3514:00―坪庭14:10―北横岳ヒュッテ15:10―坪庭・縞枯分岐15:45―縞枯山荘16:15
2/28・晴】縞枯山荘7:00―雨池峠7:10―縞枯山8:05―縞枯展望台8:30―縞枯・茶臼の鞍部9:15―茶臼山9:30
   大石峠10:10―おとぎ
り平10:50―出逢いの辻11:15―五辻11:50(昼食)12:10―ロープウェイ山頂駅13:20(ロープ
   ウェイ)ロープウェイ山麓駅14:0014:20(バス)山科駅8:30

◆(サブリーダーの感想)
   宿泊山行の初日は、標高2237m、気温-13度のロープウェイ山頂駅から始まった。小雪混りの強風が吹き荒れ、乳白色の世界の中を北横岳に向かうが、天気の回復する兆しは見えず、山頂迄30分を残して北横岳ヒュッテまでで撤退することになった。自炊覚悟の縞枯山荘ではそれぞれ用意した食材の調理(とは言ってもお湯を注ぐだけとか?)で大変にぎやかで山小屋のご主人もたいへん驚かれたことだろう。縞枯山荘の外では息をのむような星空が輝き、オリオン座と冬の大三角を見つけてみんなで喜び、翌日の天気回復を確信して就寝の床についた。小屋から豆炭あんかを布団に入れて貰ったがとにかく寒かった。二度とごめんだと思うが、また行くかも知れない。
 二日目は朝から快晴の空。新雪が加わりフワフワさらさらの雪の中を縞枯山めざして登る。思いの外の急登だが、北八ヶ岳の針葉樹の森は美しい。雪化粧した森はなおさらだ。展望のない縞枯山から展望台に向かうところで、絶景に出会った。南アルプス、中央アルプス、御嶽、乗鞍、北アルプスの山々が、白い山頂を連ねて並んでいる。近くに見える南八ヶ岳の迫りくる峰々、雪を纏った針葉樹の山肌が綺麗で、それを引き立てて包み込む「八ヶ岳ブルー」の快晴の空の色・・・。忘れられない至福の時を過ごした。足跡の付いていない雪道を体験して頂きたいということから先頭を複数の人が替わって歩くようにしたため、休憩時間が中途半端になってしまったことは大いに反省することとなった。(108日高良一 記)

参加者 ◎山下百々代 日高良一 成岡義子 永野恵美子 ○上田弘子  (計26名)