■2013年3月30日(土)〜31日(日)  第263回例会

徳島  西三子山 

3月30日(土)

集合:JR 三ノ宮駅7:30(バス)大麻比古神社9:2540―参道分岐10:2025―真名井の水10:3545―大麻山11:0015―大麻比古神社12:05(昼食)12:45―椿園―駐車場13:10(バス)岳人の森15:00頃(泊)

大麻山は讃岐山地の東方に位置する山で、登山口の大麻神社は、楠の大木が境内にあった。登山道は境内の拝殿の右脇にあり、あとは一直線に登って行くが、石段がある。途中真名井の水やいくつかの分岐があるが、どれをとっても山頂に向かう。山頂は神域で展望は無く、杉の大木が所々にあった。下山途中からの徳島平野と、付近の低山にはヤマザクラが点在していた。登山口に近づくと猿の群れがしきりと取り残しのミカンを食べていた。無料開放された椿園は、春爛漫であった

3月31日(日)
岳人の森7:00(バス)大釜の滝7:15(バス)登山口7:558:00―水平道8:30―後山峠9:0010―福寿草群生地9:5510:05―西三子山10:30(昼食)11:15―群生地11:4550―後山峠12:1525―登山口13:0015(バス)三ノ宮18:00(解散)

西三子山:雨のつもりだったがまずまずの天気に恵まれて、国道とは名ばかりの狭い道をくねくねと登山口に向かった。登山口からは、しばし急登が続くが、その後水平道が後山峠まで続いた。峠からは雲早山や高丸山が望まれて、過去に歩いたすばらしい縦走路を思い浮かべた。福寿草は山頂の南面に位置しているため、廻り道を選んだ。杉木立の苔むした中に登山道があって展望も無く春らしい雰囲気も漂っていない。苔は冬から息を吹き返していて美しい。群生地に到着したが、全く咲いていない。その葉も探してやっといくつか見つけたのみで丈も低い。早かったのだろうか?次の群生地を目指して山頂へ向かった。石灰質の石や岩は雨に浸食されて、スジが入っていたり、形がいろいろで石灰岩の山らしい。山頂では早めの昼食をとった。風が穏やかで時折射す陽の光が春らしい。下る途中に徳島の山ガールを交えたパーティに出会った。へんど谷から登ったということであったが、このへんど谷も群生地があるらしいが全くないと言われた。そして、我々が向かった群生地も葉を含めてお目にかかることは無かった。後山峠で地下足袋王子に出会った。福寿草がここ数年で消えていくことに、「西三子山で異変が起きている。」と言われた。3カ所も全くないとは、盗掘には限度があって、そればかりとはとうてい思えない。もう一度、6月に登って葉があるか見てみたいと思った。岳人の森は、いつもながら丁寧な料理であった。間もなく色とりどりの花や木々に彩られることでしょう。今回は、道中の桜並木がすばらしく、桜見物に終始した。今回は、悔いが残りました

(L)古賀慶二  (SL)岩田育士、塩尻香織、首藤育子

(参加者)(計20名)