集合:地下鉄国際会館駅8:35―東山9:05―送り火「法」9:15―松ヶ崎大黒天9:30
―京都府立植物園10:00 (見学・昼食)12:45―下鴨神社13:15〜14:00―御所14:20〜15:40(解散)
【雑木林の色付いた宝ヶ池公園を行く。振り返ると瓢箪崩山、左手に水井山・横高山・比叡山の稜線が青空の下くっきりと。落ち葉から木々の同定をしながら登ること100mほどで山頂へ。稜線には梅林園に向う散策路が続き宝ヶ池へと周回できる。送り火「法」の火床は四角形の金属製で五山それぞれ形状が異なる。市街地を俯瞰し、青く霞む大文字山から西山更に山上ヶ峰までの山波を遠望する。麓の松ヶ崎大黒天の境内は落ち紅葉が鮮やか。都七福神「なで大黒」の足腰を撫でる。植物園では予約していたガイドさんに京都の木に関し葉からの同定方法について、予定時間をオーバーして熱心に説明して頂く。昼食後、川端康成の古都に出てくる楠並木を抜け、カエデの葉のよう大木ホウの見事な紅葉を見あげ、植物園を後にする。ジョギングや散策する人の行き交う賀茂川を下り下鴨神社へ。赤い鳥居に銀杏の大木、青空に黄色が映える。奈良の小川は中村主水役がここで何人切ったことか、と述懐する雰囲気の所。糺の森はケヤキやエノキなどニレ科の落葉樹を中心に約4700本もの喬木が生育し、市街地では最も遅くまで紅葉が観られる。みたらし団子由来のみたらし社に立ち寄り、流鏑馬神事の直線路を下る。西に向えば大原口道標があり、西面には内裏三丁とある。御所を北門から入り直ぐ東の母と子の森は銀杏の黄色の絨毯。小さな森の文庫は戸が下りていた。皇女和宮生誕地は今やバッタガ原となっている。銀杏の大木、赤松にカエデの残り紅葉が土塀に映える。アオバズクの住む森宗像神社の楠にはいろんな植物が着生している。平清盛が勧請した厳島神社に詣で、唐破風鳥居を観て、堺町御門を出たところで解散した】
(L) 多田 徳
(参加者) (計10名)
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