集合:JR甲南山手駅8:00(バス)渦森台4丁目8:35―千丈谷取付広場8:40~50―千丈谷第3堰堤9:00―千丈谷第5堰堤9:15~50―西山大滝10:00~10―第6堰堤10:35―F15そーめん滝11:20~30―F17愛情の滝11:25―ドライブウエイ11:50―旧六甲オリエンタルホテル前12:00(昼食)12:45―ガーデンテラス13:05~10―番匠屋畑尾根三角点14:10―高尾山分岐14:25~35―高尾山14:50~55―水無峠15:00―水無川15:25―水無川堰堤15:50~16:05―神戸電鉄有馬口駅16:30(解散)
《参加者の感想》
【六甲・西山谷のことは、ずっと以前から知っていた。熟達者向けのコースとして、谷歩きの対象として、常に六甲の難コースのトップであったが、谷歩きをしない私にとっては、興味がありながら足を向けることが無かったエリアであった。例会には自分なりに地図を用意して参加した。渡された西山谷の資料に書き込まれていた滝の数は18で私の物とはずいぶん違う。渦森台4丁目でバスを降り、住宅街の外れの柵を越えるとすぐに木が生い茂った景色へと一変する。最初に出てきた標識には、「西山谷(熟練者向け)」と書かれていて、この先が難しいコースである事を示している。大きい堰堤を巻いて越えると、いよいよ滝が目の前に現れる。谷歩きでは、渓流シューズや地下足袋で滝の水しぶきを浴びながら谷を登って行きますが、私たちは滝身横を巻くように上り下りして行きます。それでも高度感たっぷり、足を踏み外さないように気を付けて登る。ほぼ垂直の岩壁を鎖に助けられながら登ったり、ヘつりの通過や徒渉など、若干のスリルを感じながらも、次から次へと現れる滝の姿の違いを楽しみながら、西山谷を無事に詰める事が出来ました。印象的な滝も沢山目にすることが出来ました。六甲山上を走るドライブウェイに出てひと安心、でもまだ行程の4分の1、今日はロングコースです。昼食の後、ガーデンテラスから極楽茶屋跡、さらに番匠屋畑尾根、高尾山、水無峠へ。道中、色々な花を見つけ、名前を教えて頂いたりした事も疲れを忘れることにつながったのでしょう。水無川への谷間で珍しい花に出会えた事もこの山行を印象づけるものとなりました。その名は、アリマノウマノスズクサ、ミッキーマウスの顔の輪郭に似た葉を持っていました。湯槽谷峠から高尾山にかけての辛い登り下り、水無川の荒れた谷歩きの事は記憶から消してしまいましょう。 会員№108 日高良一 記】
(L)宮野哲郎 (SL)稲津謙治
(参加者) (計17名)
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